​解決事例

交通事故 損害賠償

(被害者側)加害者側の過失相殺の主張を退け、年金収入の逸失利益を考慮した和解が成立したケース

 

1 当事者

依頼者:交通事故の被害者(歩行者)
相手方:交通事故の加害者(四輪自動車)


2 紛争に至った経緯

駐車場内で加害者の前方不注視により依頼者に衝突し、怪我を負わせ、後遺障害等級10級相当の後遺症が残った。

 

3 解決に至る経過

訴訟を提起し、相手方の過失相殺の主張に対して反論、事故により従前の勤務ができなくなりやむなく退職したことから、逸失利益として稼働収入をベースとした請求をするとともに、退職により共済年金から国民年金に変更となることで生じる年金収入についても逸失利益を主張した。裁判所の和解勧告では過失相殺をせず、年金収入についての逸失利益を考慮した和解案が提示され、双方合意し訴訟上の和解によって解決した。

4 委任事務処理上の工夫

過失相殺については従前の交渉経緯や書籍を引用し反論し、年金収入の逸失利益等、依頼者が事故により不利益を被ったと感じることを丁寧に主張することで依頼者も納得できる和解案提示に至った。